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横浜赤レンガ倉庫で実施しているサステナブルな取り組みをご紹介!
株式会社横浜赤レンガは「笑う、サステナブル」をコンセプトに、さまざまなサステナビリティ活動を推進。ちょっと楽しい、ちょっと面白い、ちょっとかっこいい無理をしない赤レンガらしい笑うサステナブルを提案しています。
本記事では、その一例として、2024年度に実施したサステナブルな取り組みをご紹介します。
主催イベント編
<主催イベント共通の取組>
★脱プラスチック
イベント会場の店舗で提供されるフード・ドリンクメニューの容器・カトラリー類を非プラスチック製品にて提供しています。また、「横浜オクトーバーフェスト」や「Yokohama Frühlings Fest」ではドリンクをグラスジョッキやリユースカップで提供しています。
★発電機でのGTL燃料の利用
「GTL燃料」とは、天然ガスから精製された軽油代替燃料で、従来の軽油を使用した場合よりCO2を約8.5%削減できます。 横浜赤レンガ倉庫の主催イベントでは、2022年の「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」から利用をスタートしています。
★「Fry to Fly Project」への参画
横浜みなとみらい21地区の「脱炭素先行地域」の取り組みに参画する施設として、 『横浜オクトーバーフェスト2023』から新たに「Fry to Fly Project」(*)に参加。本イベントや横浜赤レンガ倉庫館内の飲食店舗で排出される廃食用油を提供し、持続可能な航空燃料(SAF)の製造・利用に役立てる取り組みを実施しています。
*「Fry to Fly Project」とは:家庭や店舗などで排出される廃食用油から航空燃料のSAF(Sustainable Aviation Fuel)を製造し、その燃料を利用した航空機が飛ぶ世界を実現するプロジェクト。従来の航空燃料に比べてCO2の排出量をおよそ80%削減することができます。
★その他
・会場内照明のLED化
・バリアフリー(誰でもトイレ、スロープ)
・お客様対応窓口の設置
<個別イベントの取組①>
★FLOWER GARDEN 2024
・環境に配慮した資材の使用や再利用
残った花苗やガーデンで使用した木材の肥料化・ウッドチップ化のほか、会場で使用するベンチに間伐材を使用するなど、資材の再利用を推進。イベント最終日には来場者にお花畑の花を配布するなど、使用した花の“100%再利用”を実現しています。
・花育の実施
近隣の小学校と連携して児童の皆さんが植えた植木鉢を会場内に設置したり、花の写真や説明の看板を会場各所に設置し、植物について学んでもらうきっかけを生む「花育」を実施しています。
・近隣イベントとの連携
地域活性を目的とした「ガーデンネックレス横浜」や「2027年国際園芸博覧会」との広報連携など、サステナブル活動を推進するイベントを通じて、地球環境を考えるきっかけをご提案しています。
★Yokohama Frühlings Fest 2024
・リユースカップでの提供
環境先進国であるドイツに倣い、ビール・ドリンク類はすべてリユースカップで販売。会場内にカップの洗浄ブースを設け、返却されたカップを洗浄し各店舗で再度使用する仕組みを採用しています。
・「横浜DeNAベイスターズ」と連携した野球体験の初実施
地元のプロ野球球団である「横浜DeNAベイスターズ」協力のもと、キッズ向けの野球体験企画を初めて開催。当日は、横浜DeNAベイスターズOBの加賀美希昇さんなどが登場し、バッティングや投球などのレクチャーを行ないました。
・近隣施設との連携(SEASIDE CINEMA 2024)
横浜赤レンガ倉庫・MARINE & WALK YOKOHAMA・横浜ベイクォーター・横浜ワールドポーターズ・横浜ハンマーヘッド・パシフィコ横浜の過去最多となる6会場で、野外シアターやマルシェなど様々な映画をテーマにした体験が楽しめる、日本最大級のシネマフェスティバルを実施。横浜・みなとみらいのベイエリアの回遊性向上を図るとともに、横浜の街に更なる賑わいを作っています。
★Red Brick Amigos! 2024
・「横浜DeNAベイスターズ」との地域連携
イベント会場内のメキシカンバー「BEACH SIDE BAR SALUD」にて、地元横浜のプロ野球球団である「横浜DeNAベイスターズ」の球団オリジナル醸造ビールを初めて販売。地元球団を応援することで、地域連携を推進しました。
<個別イベントの取組②>
★横浜オクトーバーフェスト2024
・グラスデポジット制の導入
環境先進国であるドイツに倣い、ビール・ドリンク類はデポジットグラスで提供しています(一部を除く)。
・「横浜DeNAベイスターズDAY」の初実施
同じ横浜を拠点とするご縁から、横浜オクトーバーフェスト開催以来初となる、待望の応援企画が実現。9月25日に横浜スタジアムで実施した冠試合「横浜赤レンガ倉庫ナイター」の開催を記念し、横浜オクトーバーフェスト期間中の10月10日に『横浜赤レンガ倉庫 presents 横浜DeNAベイスターズDAY』として、元プロ野球選手で野球解説者の谷繁元信さんらをお招きしたトークショーなどを初めて実施しました。
★Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫
・生木の再利用
本イベントのシンボルとなっている高さ約10mの生木を使ったクリスマスツリーは、数年間継続して同じ生木を使用しています。イベント終了後、別場所で次のシーズンまで保管し、翌年新たな装飾を施してイベント会場に設置されます。
・フードバンクへの寄付
地域の“食”に関する社会課題解決に寄与したい思いから、イベント限定オリジナルマグカップの売上のうち、1個につき10円を「特定⾮営利活動法⼈フードバンク横浜」に寄付。寄付金は、同法人の「奨学米」制度(*) を通じて、横浜市内を中心とした約100世帯の学生・児童が居る生計が厳しい家庭へのお米配布に活用いただいています。
*「奨学米」制度とは、学生・児童が居る世帯で生計が厳しい家庭に、その子供が1年間食べる分のお米を無償で提供する独自の制度
<個別イベントの取組③>
★酒処 鍋小屋 2025
・企業対抗「鍋小屋うた合戦 supported by JOYSOUND」の初開催
地域コミュニティの活性化を目的に、イベント初となる企業対抗のカラオケ大会を開催。横浜に拠点を置く地元企業をはじめ計8社が集い、熱いのど自慢対決が繰り広げられました。出場者をはじめ、各社社員も応援に駆け付け、企業同士の交流も生まれました。
★Yokohama Strawberry Festival 2025
・地産地消の推進
横浜市内のいちご農家さんによる、新鮮な朝採れいちごの出張直売を実施。本イベントが、生産者と消費者を繋ぐ場所となることで地域の産品販促、地産地消に取り組んでいます。
・フードロス削減
規格外いちごを使用したスイーツの販売や、規格外いちごを使ったオリジナルパフェづくりワークショップを実施。廃棄されるいちごを使用することで食品ロスを削減します。
・近隣施設との連携
近隣の商業施設やラグジュアリーホテル等と連携し、イベント期間中に各施設でも様々な“いちごメニュー”を展開するなど、イベントを通じたエリア一帯の賑わい創出を図っています。
<個別イベントの取組⑤>
★赤レンガでわんさんぽ
・「ハマスタまでわんさんぽ」初開催
当館が中心となって、そこに集う様々な人びとと“+α”を生み出すプロジェクト『RedBrick Hub』の施策の一つとして、本イベントのサテライト会場として、横浜公園でDeNA主催の「ハマスタまでわんさんぽ」を初開催。愛犬と撮影できるフォトスポットやキッチンカーが登場したほか、本イベント開催を機に横浜赤レンガ倉庫から横浜スタジアムまでの道のりを愛犬と一緒に楽しくお散歩できる、お散歩MAPが登場しました。
本イベントを通じて、臨海部と関内エリア間の回遊性向上を図っています。
★BAY WALK MARKET 2024
・近隣施設との連携
横浜みなとみらい新港地区の臨海部一帯の賑わい・回遊性の向上を目的に、近隣施設であるMARINE & WALK YOKOHAMAや横浜ハンマーヘッド、DREAMDOOR YOKOHAMA HAMMERHEADと連携し、2022年から年3回イベントを実施。さらに、上記4施設で構成する実行委員会と横浜市で協定を締結し、官民連携施策を実施しています。
・地産地消の推進
神奈川の食にまつわる産業や文化、ネットワークをかけ合わせるプロジェクト「おいしいかながわ」から本イベントに出店していただき、取り組み推進に寄与しています。
施設・その他編
★冠試合「横浜赤レンガ倉庫ナイター」の初開催
横浜スタジアムにて開催された横浜DeNAベイスターズ vs 読売ジャイアンツ戦において、当社初となる冠協賛を初めて実施しました。また、地域活性化を目的に、横浜赤レンガ倉庫館内での「LOVE ヨコハマ クイズラリー」の展開や、各主催イベントで「横浜DeNAベイスターズ」と連携した各種施策を実施しました。
★DeNAとの連携協定締結
関内駅周辺と横浜赤レンガ倉庫の回遊性を向上させ、賑わいのあるまちづくりの実現を目指すことを目的に、株式会社ディー・エヌ・エーと連携協定を締結。本連携協定にもとづくはじめての取り組みとして、横浜赤レンガ倉庫で開催した「赤レンガでわんさんぽ」と連携し、横浜公園においてDeNA主催の「ハマスタまでわんさんぽ」を開催しました。
★再生可能エネルギーの地産地消推進
脱炭素化の実現に向けた再エネ普及拡大の一環として、 横浜市内の家庭に設置されている太陽光発電設備の余剰電力を活用したオフサイトフィジカルPPA(Power Purchase Agreement)をENEOS Power株式会社と締結しました。
これにより、横浜赤レンガ倉庫で使用する電力の約2割相当を賄い、年間約440トンのCO2排出量を削減できる見込みです。
※本取組は、ENEOS Power株式会社が横浜市と締結した連携協定に基づく、再生可能エネルギーによる地産地消の推進、およびENEOS Power株式会社が調達する再エネ由来電力の横浜市内での利用拡大に向けた取組の一環。
★YOKOHAMA未来デザイン部 インタビュー
これからの横浜を担う次世代の若者を対象に、「SDGs未来都市・横浜」の実現に向けて横浜市とSDGsデザインセンタ―が推進するプロジェクト“YOKOHAMA未来デザイン部”によるインタビューを受けました。
本インタビューでは、主催イベントの企画に関する舞台裏を明かしつつ、横浜赤レンガ倉庫のサステナビリティコンセプト“笑う、サステナブル”を体現する取組についてご紹介いただきました。
★「横浜健康経営認証2024」において最高位「クラスAAA」取得
株式会社横浜赤レンガは、横浜市が取り組む健康経営認証制度において、最高位となる「横浜健康経営認証クラスAAA」を取得しました。
横浜赤レンガ倉庫では、2025年度も引き続きサステナブルな取り組みを各種実施しています。ちょっと楽しい、ちょっと面白い、ちょっとかっこいい無理をしない赤レンガらしい「笑う、サステナブル」な体験を、横浜赤レンガ倉庫でお楽しみください!
前年度(2023年度)の取り組みについては、こちらからお読みいただけます。